がれおん
評価 ★★★★★ 星5つ
がれおん
ごきげんよう、がれおんです。
今日はマンガ、アニメ、映画化、舞台化、実写ドラマ化と大ヒットしている弱虫ペダルを紹介します。ネットフリックスでアニメ、映画、実写ドラマが観られます。
あらすじ 毎週、45km先にある秋葉原にママチャリで通う主人公・小野田坂道は総北高校に入学し、廃部になったアニ研を復活させようとしていた。 そんな中、小野田はいつものように秋葉原に向かう為、急勾配の裏門坂をママチャリでスイスイと走る。それを見たロードレーサー今泉は興味を持ち、ロードレース勝負で実力を測る。 数日後、レースを終えた小野田は、秋葉原で大阪から出てきたばかりの浪花の快速男・鳴子と出会う。秋葉原を案内中、改造車の男に馬鹿にされ、一緒に自転車で追いかけ、ついに見返す。 そんなママチャリ絡みの出会いをした総北1年の2人に自転車の能力を認められ、自身もその可能性を試したくなった小野田は一緒に自転車競技部に入る事にする。そこで一年生ウェルカムロードレースが開催され、小野田はママチャリでスタートをきることになる。 しかし、このレースには一年生からインターハイメンバーを決める裏の目的があった。はたして小野田は完走し、インターハイメンバーに選ばれるのか
がれおん
引き込まれて、感動して思わず泣いてしまうスポーツアニメです。まず特徴的なのがそれぞれの登場人物の背景と設定がしっかりしている点です。得意な能力があり、それに対しての異名を持っている。更に癖や性格、他の登場人物との関係が過去の回想シーンからわかり、リアルタイムシーンに戻った時に感情移入してしまう。これは海外テレビドラマと同じ手法ですね。
それとチームの仲間との絆や信頼関係があって大きな力になる事を描いている一方、その逆を体現し、誰も信じない孤高の御堂筋もまた強いという。何やら考えさせられる部分もあります。
この御堂筋は作中で一番印象的です。レース中に背面飛びの様にうしろを向いたり、舌を出してヨダレを撒き散らしたり、人を平気で騙し裏切ったり、なり振り構わず勝利への執念を見せます。口癖はキモキモです。そんな御堂筋にも回想シーンがあり、なぜそうなったかを知った時に同情してしまう、そんなヒューマンドラマと言える魅力的な作品です。
それでは、ごきげんよう
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