がれおん
評価 ★★★★☆ 星4つ
がれおん
ごきげんよう、がれおんです。
今日は頭がこんがらがる映画、テネットを紹介します。あまりに難解なので少し説明したくなりますが、気持ちを抑えてネタバレほぼ無しで書きました。
あらすじ ウクライナのキエフ国立オペラハウスのコンサート中にテロが起こり、占拠される。しかしそれは混乱に乗じて、ある物を奪うべく潜入しているCIAの情報部員を暗殺しようとする偽装テロだった。仲間の暗殺計画を掴んだCIAは、戦闘員である主人公(名はない)を駆け付けたウクライナ特殊部隊に紛れさせて仲間を救出する。救出が成功し、撤退しようとした直後に主人公はあるロシア組織に捕まり拷問を受ける。最後まで仲間の情報を洩らさずに自害用のカプセルを飲んだが、それは偽物であった。 目覚めるとなぞの男から、偽物の薬は全人類を救う任務の人選テストでもあったと告げられた主人公は、そのミッションを受ける。そこで主人公が知らされた情報は手を組むジャスチャーとテネットという言葉だけである。その後、研究所の女と会った主人公は、時間が逆に進む弾丸を見せられ、未来で時間の逆行装置が開発された事、第三次世界大戦が起きたこと知る。 物語が進むにつれ、名もなき主人公は過去を変えられる逆行装置の本当の恐ろしさに気付く。テネットとは何なのか、全人類を救う事ができるのか
がれおん
この映画とにかく難解すぎるので、それが理解できた時に、達成感が味わえます(脳内でエンドルフィンでも出ているのでしょうか?)。それと時間の逆行と順行の映像表現や、逆行ルールや法則などの世界観が新しく、いままでの時間を題材にしたタイムトラベル物の作品とは一線を画しています。逆に言うと、それに慣れていないので、頭が混乱します。
まず冒頭のオペラハウスのシーンから情報量が多すぎます。後のシーンでわかる事もありますが、そもそも説明されない事もあります。情報が理解出来ないまま次の情報が入ってくる、この繰り返しが更に混乱させます。
そして1回見ただけでは完璧に理解する事が出来ずに、モヤモヤしながら、もう一度観てしまいます。笑
1回目は映画の中でも言っていましたが、”考えるな感じろ”が主人公への言葉ではなく、観客へのメッセージであり、正しい見方なのかもしれません。
2回目以降は背景、逆行ルール、時間軸なんかもある程度わかっているので、細かい所が気になり、それに対して考察が始まります。
気が付いたら考察した後、他の観客と答え合わせするのがすごく楽しくて、更に深く考えて・・・結果、ハマってました。
この映画のネタバレ記事も後日、書こうかなと思っていますので、1回観た人は見てください。
それでは、ごきげんよう
追記:「テネット」ネタバレ解説 オペラハウスシーンをアップしました。
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