評価 ★★★★★ 星5つ
ごきげんよう、がれおんです。
今日はマンガ、アニメ、そして実写映画でもヒットしているキングダムを紹介します
あらすじ 舞台は古代中国、三国志の時代よりもずっと前の春秋戦国時代。中華は7つ国に分かれていた。戦争孤児の身を村の長・里典(りてん)に拾われ下僕となった漂(ひょう)と主人公・信(しん)。2人は剣の力で下僕から抜け出し、天下最強の大将軍になるのが夢であった。いつものように稽古試合をする2人の横に馬車が止まる。そこから降りてきた秦の大臣・昌文君(しょうぶんくん)はその姿をみて、この出会いは国を救うと確信する。そして、なぜか漂だけ身請けされ王宮で要職につく事が決まり、明朝旅立つ。しばらくたったある日、信は街で王宮の反乱の噂を聞き、漂の事を心配する。その夜、外で物音がし、起きた信が見たものは信じられない現実であった。 ここから信の運命は急転直下で動き出し、下僕でありながら、若き秦王・嬴政(えいせい)と出会う事になる。はたして信と漂は夢をかなえ大将軍になれるのか
ずばり、この作品は若き王と名もない少年が、秦の始皇帝とそれを支えた大将軍になるまでのサクセスストーリーです。アニメはカットされてましたが、マンガでは後の世界を冒頭で匂わせてますので、これは言ってもネタバレにならないと判断します。
物語は序盤から激動の緊迫した展開になっています、アニメでは1話目、マンガは1巻目をみたら、後は止まりません。諦めてください。笑
王騎(おうき)、楊端和(ようたんわ)、羌瘣(きょうかい),龐煖(ほうけん)、李牧(りぼく)、挙げたら切りがないですが、最強の魅力的な武将が次々とでてきます。また大将軍は単純な武力だけではなく人の思いをついで強くなるという設定が少年アニメの王道ですね。あと特徴的なのは武将の中に女性が入っている点です。史実では男性ですが、あえて女性として描いて作品のアクセントになっています。
それと、緊迫した展開のストーリーなので真面目に描き過ぎると見ている方が疲れてしまいます。ですから癒しキャラを所々に配置して、息抜き効果を狙っています。前半だと河了貂(かりょうてん)、騰(とう)ですが、途中からオギコ、バミュウになります。これはブラックジャックのピノコ、デスノートの松田やミサミサと同じですね。
最後に実写映画も珍しく出来は良いです。特に絶対に無理だと思った王騎、その雰囲気を壊さないで演じきった大沢たかおにはMVPを送りたい。役作りの為に筋トレをしたようで、腕の筋肉は3倍くらいになってましたし、んふぅ口調と大将軍のオーラも再現出来てました。続編は羌瘣(きょうかい)が出てくる様なので誰が演じて、どんな剣術・巫舞(みぶ)をみせてくれるのか今から楽しみです。
それでは、ごきげんよう
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