がれおん
評価 ★★★★★ 星5つ
がれおん
ごきげんよう、がれおんです
今日は今上映中の「竜とそばかすの姫」の細田守監督のヒット作、「時をかける少女」を紹介します。
あらすじ 学力も器用さも普通の高校生、主人公・紺野真琴(まこと)は仲良し3人組の千昭(ちあき)、功介(こうすけ)といつもと変わらない朝を迎え、いつもと変わらないキャチボールをして、楽しい学園生活を送っていた。その日、真琴は学校の帰りに通称・魔女おばさんに桃を持っていくお使いを母親から頼まれていた。いつもの様に、踏切前の下り坂を自転車で速度を上げ走り、踏切までにピタリと止まるハズであったが、ブレーキが故障し暴走。そのまま電車に飛び込み死を覚悟した瞬間、何故か少し時間が戻っていた。魔女おばさんにその話をした真琴は、それがタイムリープだと知る。その後、千昭からの告白を受け、今の3人の関係を壊したくない一心で結論から逃げ、タイムリープを繰り返す真琴。しかし千昭には誰にも言えない秘密があった。 青春の甘酸っぱい恋心を描くSFアニメ映画。
がれおん
この作品は何も考えずに毎日、楽しく生活していた学生時代を思い出しますね。
当たり前の日常は無くしてみないと、それが一番大事だったという事がわからない。この多くの人が持つ体験を主人公・真琴が映画の中で経験していきます。それにシンクロして、はるか昔に忘れてしまったような未熟な感覚や、甘酸っぱい恋愛感情を一緒に体感して、終わった時になんとも言えない充実感を味わえる作品です。
もちろんタイムリープ要素が加わっている事で、ストーリーに厚みと複雑さが出て面白くなっているし、観客に未来の為に今を一所懸命生きる大切さなどのメッセージも伝えられていると思います。
正直、最後30分は涙が止まらないかったです。この感動は「君の名は」以来ですね。僕はこういう恋愛物に弱いのかもしれません。
それでは、ごきげんよう
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